TEL 0859-24-0363

技術とりねつの熱処理技術

熱処理の可能性

金属熱処理とは、
鉄を利用目的に合わせた性質に変化させること

玉鋼
特殊鋼で培われた技術力

古代出雲の鉄文化が生きづく山陰。和鋼の歴史を受け継ぎ、特殊鋼を生産する安来。
とりねつの歴史は、特殊鋼を熱処理することから始まりました。 山陰には高い技術力を持つ数多くの機械加工業者があり、強度や精度を高めるために最新の熱処理技術が求められてきました。
とりねつは顧客とのキャッチボールを繰り返しながら技術のレベルアップを図り、 現在、原子力発電、航空機、ロケット、レーシングカーなどに関わる最先端部品の熱処理も行っています。




オールラウンドの
熱処理技術

とりねつは、真空、浸炭、高周波、窒化と熱処理技術を幅広くカバーしています。こうした整った環境下で複合技術の開発にも力を注いでいます。 そして、単品、量産品のどちらにも対応した熱処理を行っており、取引企業数は700社を超えています。
その中に熱処理の新たな動きが垣間見えます。
例えば、鋼板を何万ショットもプレスする金型にはそれに耐える強度が要求され、より硬い鋼板が開発されると、更に耐久性を高める高度な熱処理技術が求められます。 自動車産業では燃費や静寂性を向上させるために、部品の小型化、軽量化、強度化、精密化が追求されています。
軽量で高強度の材料が開発されると、その性能を最大限に引き出す熱処理技術が必要とされます。


広がる鉄の世界

従来、鋼は高温で溶かして生産されていましたが、こうした方法では溶解度を超える炭素を含む鋼を生産することは不可能でした。
それが粉体技術の進歩によって可能となりました。 これは鉄や炭素や特殊元素を微粉の状態で混ぜ合わせ、超高温高圧を加えて金属にする技術で、新たな材料の開発に用いられています。 こうしてできた特殊金属もまた熱処理によってその性能が引き出されます。






熱処理が拓く未来

とりねつでは、海外の熱処理装置メーカーでの技術研修や大学・専門機関との共同研究を行い、世界に目を向け、世界に通用する熱処理の技術力を培っています。

とりねつでは地域の医学機関を始めとした異業種との共同研究・開発も進めています。 そこには、熱処理の幅広い知識が求められる新たなフィールドが広がっています。


満足を提供するために

とりねつでは、部品や金型の用途や使用環境から最も適した熱処理方法を提案いたします。
顧客の設計や加工段階にさかのぼって、要求性能を満たしながらトータルコストは削減するという提案をさせていただくこともあります。

とりねつは、豊富な知識を基に、常に顧客に満足いただける熱処理を提供し、信頼される企業でありたいと考えています。



熱処理の可能性部品や金型の用途や使用環境から最も適した熱処理方法をご提案。
オンリーワン技術独自技術で「できない」を「できる」にかえます。
技術一覧とりねつの熱処理技術一覧。