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「郷土のたたらと刀剣の歴史」御一行がとりねつの工場見学 2020/11/11,11/26

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 山陰歴史館において「郷土のたたらと刀剣の歴史」と題して、鳥取県西部ゆかりの刀匠森脇正孝氏の刀剣と、県西部から出土した古墳時代以降の刀剣・たたら関連品を中心に展示され、郷土に受け継がれている鉄の文化の歴史が紹介されました。
 
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森脇正孝刀匠はその卓越した技術により湊川神社から「菊水」の称号を与えられた刀匠であることを知り、その刀匠がとりねつの理事長森脇孝の実父であることにも改めて、日本刀の焼入れ技術を現代の鉄製品に施すことを生業としているとりねつとの絆を感じました。
関連事業としての「刀剣フォーラム」では、佐野美術館理事長渡邉妙子氏や春日大社国宝殿学芸員荒井清志氏の講演会が開催され、森脇理事長と馬田専務理事もゲストとして貴重な話を拝聴させていただきました。
 
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 そしてもう一つの関連事業として、株式会社菊水フォージングととりねつの工場見学会が開催されました。
参加者には、日本刀の鍛造技術が現代ではどの様に行われているかを菊水フォージングで、焼入れをはじめとする熱処理技術は現代ではどの様に行われているかをとりねつで、それぞれの工場で確認していただきました。
 
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 参加者の方からはアンケートにより、見学がとても良かったと好評をいただき、多くのご質問も頂戴しました。
仕事上のお付き合いのない方たちへの説明や案内には、米子市観光課の小田切様、山陰歴史館副館長の山本様をはじめ関係者各位には大変お世話になり、無事に工場見学会を終了することができました。
関係者各位には、この度の工場見学会では多くの方にとりねつの存在や、熱処理技術を知っていただくことができ、有意義なイベントに参画させていただきましたことに感謝の意をお伝えいたします。