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トピックスとりねつの出来事

2022年度サークル発表会 2023/3/24

2022-サークル 2022-サークル 2022-サークル

コロナ禍により中止を余儀なくされた各種のイベントの中で、唯一継続していたサークル活動の発表会を、今年も森脇理事長をゲストに招いて開催しました。
各サークルは昨年の方針説明会で示された3つのマネジメントシステムの目標のうち、自部署に割り当てられた数値目標や各部署独自の取組みについて発表しました。
安全衛生では時間外勤務や有給休暇の取得など6テーマ、環境では環境側面の資源削減案など3テーマ、そして品質が顧客満足度や不適合ポイントの低減などの8テーマの他、共通項目として不適合対策の速度アップや動画の作業手順書作成など盛りだくさんの課題が課されていました。
生田工場長の開会宣言、馬田専務の挨拶に続いて各サークルの発表が始まりました。

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最初のサークルは業務サークルの大久佐リーダーが、年間の活動を示した後個別の説明をしました。「処理残しゼロ」を目指して金属探知機の導入や「T社の処理品の梱包時間の短縮」や「ガムテープの使用量削減」など様々な活動を紹介し、全てに大きな削減効果金額が示されました。
次に高周波窒化サークルは、松本浩隆君の発表で「IQ4やFNTの簡易作業手順書の作成」「SN炉の熱電対折損対策のためのガイド設置」「IQ4の焼入れ水削減に透視度計を採用」した報告など削減効果を金額に換算して効果確認がされていました。
続いて設備サークルは野々村君が、修繕費の削減目標に対して僅かに及ばなかったが、その背景を分析、層別して今後の取り組みにつなげるものが見えて来たことの発表をしました。
休憩を挟んで真空サークルでは村林リーダーが、8つの取組みの7つが目標を達成したことと、「K社のSUS316L部品の処理時間短縮とその効果」「夜勤で不安な作業の簡易作業手順書作成」「TORISOFT-V4処理の動画手順書の作成」など盛りだくさんの発表でした。
最後が浸炭サークルで波多野君が、取組みの概略を紹介した後、「洗浄機の待機電力削減」「顧客への針金片混入対策」「工場スペース確保」のための様々なアイディアを紹介しました。

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馬田専務がこのサークル発表の総括として、各サークルの良かった内容や感心したアイディアなどの話があり、とりねつのスパイラルアップの原動力はこの継続的なサークル活動や改善提案活動であると、感謝の言葉がありました。
今年から得点集計をスマホやタブレットからの入力に切り替え、各部署長たちがデータを送信する方法となり、集計時間が短縮できました。

得点集計の結果、最優秀賞が真空サークル、優秀賞が浸炭サークルとなり、森脇理事長から賞金が授与されました。他のサークルにも発表賞が手渡されました。
最後に森脇理事長から、毎年発表のレベルが上がり、桜の時期のこのサークル発表会を楽しみにしているとの言葉を頂きました。

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次年度も新しいテーマに向かって各サークル、各職員がとりねつをより良くするよう取り組んでまいります。