今年も各厩舎から送り込まれた名馬18頭がYSPボウルに集結し、第40回の記念大会のスタートの合図を待ちます。
昨年の覇者ハタノデラックス(波多野瑶騎手)の始球式に続いて、各馬一斉にスタートしました。前半、馬群から抜け出したのは昨年鼻差の2着で苦汁をなめたネツガール(提嶋恭子騎手)が鼻を切り、続いてロングドライバー(水野眞一騎手)、更にはジビールフェスタ(根鈴友樹騎手)、ニヤケサンダー(松本浩騎手)が続いています。
後方からは末脚に自信のあるヤエノサクラ(大久佐優希騎手)、チャイニーズキャップ(松原慈騎手)、カタカナトラブル(武部輝幸騎手)、更にはテンネンレジェンド(生田智章騎手)が続いて、しんがりはシジューガタ(馬田秀文騎手)が手綱を緩めて追い出すタイミングを伺っています。
おっとここで、落馬があった模様。確認します。カシパンパワーの松本浩隆騎手が確認したところ、落馬したのはキャンプファイヤーの猪塚洋平騎手のようですがケガはない模様です。
各馬が第4コーナーを回って直線に入り、鞭が入りました。新馬グッバイオージ(亀尾尚吾騎手)、ショーボーシャリョー(川上昭徳騎手)、ニキューギノーシ(小松聖人騎手)、ソーチョーシュッキン(田原久美騎手)は馬群から抜け出せず、ゲンジモノガタリ(村﨑悠人騎手)も足が伸びない。エイギョーコーカ(福江智輝騎手)も伸びてきたがトップとは距離がありそう。
1着でゴール板前を通過したのは、前半から良い位置取りをしたジビールフェスタ、1馬身差でハタノデラックス、3着にネツガールが粘りました。
レース終了後には表彰式が開催され、優勝の根鈴騎手には歴代優勝者39名のリボン付きの大トロフィーが大会委員長から手渡されました。出走馬には外れなしの豪華景品が次々と贈られました。
注目の馬券は連勝複式の1枠-7枠で48.0倍の高配当となって、第40回記念とりねつダービーが終了しました。騎手たちは忘年会会場の皆生温泉へと移動して行きました。