本日の教育訓練は「消火訓練」と「ISOの基礎講習」でした。
最初は火災の映像を視聴するグループと消防署から借りてきた水消火器を使用して、的のコーンにめがけて放水するグループが交互に体験しました。消火器は15秒しか噴射しないことや炎の根元に消火剤を噴射しないと簡単には火が消えないことを教わりました。
休憩を挟んで「ISOの基礎講習」を生田工場長に講演してもらいました。とりねつは1996年にISO9002(のちにISO9001)を、2000年にISO14001を、そして2005年にISO45001の前身であるOHSAS8001を認証取得しましたが、その後長期にわたり維持管理をし続けています。
今日は基礎ということで「品質マネジメントシステムの7つの原則」である"顧客重視"、"リーダーシップ"、"人々の参画"、"プロセスアプローチ"、"改善"、"客観的証拠に基づく意志決定"、"関係性管理"について事例を交えて解説してもらいました。
講習の途中では、入口で引いた番号によるランダムな席に就いてのグループディスカッションをしました。与えられたテーマ"PDCA"と"プロ意識"について、各班で討議して発表をしました。それぞれで話された内容もグループにより様々であり楽しく聴くことができました。
このグループ討議では、いつものサークルとは異なるメンバーの意見を聞くことができて新鮮でした。今日の教育訓練もいつものサークル活動と同様に"人々の参画”という意味で、参加者が同じ目標に向かって思考できる良い教育訓練の日になりました。